プロフィール
■出店者名:片山商店 様
■担当者名:3代目社長 片山喜弘 様
■店舗カテゴリ:食品加工品店
■出品商品:糀あまざけ、塩こうじ、生こうじ
■所在地:新潟市江南区
■直送出店年月:2017年6月
「新潟直送計画」のことはどのように知りましたか?またどのような印象を持たれていましたか?
「食の総合見本市」で、全ブースに説明して回るバイタリティに感服しました。
今から7~8年前に開催された「フードメッセinにいがた(食の総合見本市)」に出展していた際、新潟直送計画の男性スタッフ3人が、全てのブースを挨拶して回っている姿に興味を持ちました。
会場で、出展者でもお客さんでもないというのは珍しく、しかもそのうちの1人が社長さん。東京出身なのに「新潟に移住して新潟の産品を紹介するサイトを作ります!」というから、なんて面白いことをするんだと思いました。
新潟の人はPRが下手だし、そういった取り組みをしてもらえることは頼もしいですよね。そのコンセプトと、一軒ずつ全てのブースを回るバイタリティに「たいしたもんだ」と一目置いたんです。
「新潟直送計画」への出店の決め手を教えてください。
情熱を持って行動する姿勢と、ネット通販の専門的なノウハウへの期待です。
フードメッセで出会った際、片山商店としては百貨店を中心としたBtoBの取引が基本だったので、出店は考えていませんでした。
それから1〜2年経った頃、「これからの時代はBtoBにこだらず、BtoCの販売もしていかないと」と思っていたときに、知り合いの紹介で営業の方がいらっしゃったんです。
ネット販売に関心はありましたが、ノウハウも持っておらず、専門の会社にお願いしようと思っていたので条件はぴったり。しかもフードメッセ以来、ずっと気になってはいたので、スムーズに出店へと話はつながりました。
「新潟直送計画」に、出店し、実際に販売を始めてみていかがでしょうか?
ユーザー目線での取材記事は説得力が違う!ネット検索でも上位に表示されています。
まず、公開されたページがすぐに検索エンジンで上位に表示され、さすがノウハウを持っているなと感嘆しました。
そして非常に良かったところが、店舗・商品ページの作り方(構成)が、片山商店のターゲットである女性目線であること。文章も写真もサイトデザインもおしゃれで明るいし、何よりも「新潟直送計画」の女性スタッフが、自分で商品を使って調理したレポートを、ページ上で紹介してくれているところがすごい!
この表現方法は、消費者目線で考えると惹かれますよね。「実名で実感のこもったメッセージを載せる」。責任を持って役立つ情報を発信してくれるところが、他サイトと違うと思いました。説得力が変わってきます。
他にも、BtoB中心では、消費者の方と直接コミュニケーションを取れる機会はほとんどありませんが、「新潟直送計画」にはレビュー機能があります。そこで反響を実感できることも嬉しいし励みになります。
売り上げが上がった要因はどこにあると思いますか?
一番は自社ならではの特徴がしっかり伝えられるところ。
片山商店では、新潟県産のコシヒカリを使った非常に珍しい麹造りをしていて、他社では真似できない工夫がたくさん込められています。そういった自社の特徴をしっかり打ち出せるのは、「新潟直送計画」の魅力的なところであり、売り上げにつながっている部分だと感じています。
「新潟直送計画」へ出店する前と後で、経営状況や販路に変化はありましたか?
「新潟直送計画」を窓口にすることで、急な大量注文も混乱せず対応できました。
出店後間もなくして全国ネットのテレビ番組「満天 青空レストラン」に取り上げてもらう機会があり、大きな反響もありました。その際は、全ての注文を自社で受けて、伝票を書き、発送するのは難しいと判断。通販窓口を「新潟直送計画」に一本化したんです。
実際、放送直後から注文が殺到。三大ショッピングモール(楽天・Yahoo!・Amazon)内での書き込みも、一瞬ですが日本一になりました。しかし、「新潟直送計画」が取りまとめてくれたおかげで、混乱することなく、無事全てのご注文に対応することができました。
また以前よりも、通販での購入をきっかけに、リピーターになってくださるお客様が増えました。
他のショッピングモールでの販売経験や独自のECサイト運用はありますか?
「新潟直送計画」出店を機に、自社のECサイトもリニューアル&強化。
「新潟直送計画」出店前は、自社サイトとAmazonで販売していました。が、特に力を入れていたわけでもなく、問い合わせは少なかったです。
そこから出店をきっかけに、「新潟直送計画」のページ構成のセンスや、文章力を知り、2019年に自社ECを含むサイトリニューアルを依頼しました。昔のサイトではスマホやSNSへの対応が不十分で。BtoCにさらに力を入れていきたいと思ってのリニューアルでした。
補助金も使えたし、出来上がりには満足しています。
さらに面白いことに、商品によって「片山商店」から直接買ったり、「新潟直送計画」から買ったりと、使い分けているお客様がいるんです。「新潟直送計画」は楽天などにも出店しているので、ポイント利用などで使い分けているのかもしれません。
そういった意味でも「新潟直送計画」への出店は、お客様にとって非常に便利な販売窓口ができたんだなと実感しています。
「新潟直送計画」に出店して良かったことを教えてください。
価格ではなく価値で勝負。自社だけでは難しいプレゼントキャンペーンも実現しました。
ネット通販が広まっていく中で気になるのが「価格競争」です。そのフィールドには乗りたくないなと考えていて、商品や店の魅力を伝えることをコンセプトにしている「新潟直送計画」だからこそ、出品しているというところもあります。
また、「新潟直送計画」で行ったプレゼントキャンペーンの反響が凄かったんです。新規のお客様もつきましたし、毎月必ず買ってくれるような方も現れました。
何よりも、商品に込めた思いやこだわりが、しっかりと伝わっていることが分かるコメントがたくさん届いて、泣けるほど嬉しかったです。こういた取り組みはやってみたくても、自分たちだけではなかなかできないことだったので、「新潟直送計画」に実施してもらえてとても良かったです。
他の方に、「新潟直送計画」への出店をお勧めしたいですか?また、どのような点をお勧めしますか?
同業他社も参入歓迎!閲覧者が増えればお互いに選ばれるチャンスが拡大。
価格で競うのではなく、価値を伝えてくれる場所なので、いろいろな事業者さんに挑戦をお勧めします。もちろん他の麹屋さんも大歓迎です。
選択肢が多くあることはマイナスよりもプラスだと捉えています。例えば「甘酒」を例にとると、参加する企業が増えれば、それだけ甘酒を求めるお客様が「新潟直送計画」のページを開く可能性が高まります。あとはお客様が比較してそれぞれの良さを知った上で、好みを見つけていただければいいことです。
そう思うと同時に、きっと片山商店の商品に戻って来てくれると思っています。それだけしっかりと美味しいものを作っている自負があります。
今後「新潟直送計画」に期待すること、取り組んでみたいことを教えてください。
自社や、麹食品の魅力を発信するべく、SNS運用のサポートを期待しています。
もっとお客様に、片山商店のことはもちろん、塩麹や甘酒の良さ、使い方などを知ってもらいたいと思っています。そのためにはどうしたらいいかを、「新潟直送計画」に相談していきたいですね。具体的な取り組みとしては、SNSの運用にはすごく興味があるので、是非力を貸していただきたいです。
御社にとって「新潟直送計画」はどのような存在ですか?
いい商品を作ることには自信あり!苦手な「販売」の頼れるベストパートナー。
ベストパートナーではないでしょうか。そうだと思いますし、今後よりそういった関係性を築いていければ嬉しいです。
私たちは麹を作ることは得意です。でも売るのが下手。だからこそ、「新潟直送計画」にその「売る」部分をお願いしたいです。「新潟直送計画」でうちの商品がヒットして、もっと忙しくなるのは構いませんよ!